【Excel】条件付き書式の使い方(その2)ルールの優先順位

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今回は、条件付き書式のルールの優先順位について説明していきたいと思います。

条件付き書式の(その1)については、以前に記事を書いています。条件付き書式がよくわからないよという方は、こちらを先に見ていただくことをおすすめします。

条件付き書式のルールの優先順位

条件付き書式のルールには、優先順位というものがあります。例を挙げてみてみましょう。

図1のような場合を考えます。図1は、テストの点数の一覧としましょう。ここでは、列がクラス、行が番号というイメージとします。A組1番の点数がA1セルに、B組2番の点数がB2セルに入力されているといった感じです。

図1:テストの点数の一覧(条件付き書式適用前)

ここで2つのルール(条件付き書式)を設定してみたいと思います。

ルール1 「テストの点数の上位10人」について、「フォントの色を青色、セルの背景色を水色」

ルール2 「テストの点数が80点より大きい」場合、「フォントの色を赤色、セルの背景色を薄い赤色」

はじめに、ルール1を設定します。

ルール1 「テストの点数の上位10人」について、「フォントの色を青色、セルの背景色を水色」

このルール1を適用させると図2のようになります。

図2:テストの点数の一覧(ルール1適用後)

次に、ルール2を設定します。図2の状態のまま、A1からJ10の範囲を選択して、条件付き書式を設定していきます。

ルール2 「テストの点数が80点より大きい」場合、「フォントの色を赤色、セルの背景色を薄い赤色」

ルール2を適用させると図3のようになります。

図3:テストの点数の一覧(ルール1<ルール2)

ルール1「上位10位」を適用させた状態で、新しいルール2「セルの値 > 80」を適用させると新しいルールの優先順位が高くなるため、ルールの優先順位は、「ルール2>ルール1」となります。

条件付き書式は、新しく設定したルールの方が優先順位が高くなります。書式設定のルールが競合する場合、優先順位が高いルールの書式設定が適用されます。

ルール1とルール2の条件を満たしたセルについて、書式設定のルールが競合する場合、優先順位が高いルールの書式設定が適用されます。

例えば、A7セルの「96」という値は、ルール1「上位10位」とルール2の「セルの値 > 80」を両方満たします。新しく設定したルール2の方が優先順位が高いため、ルール2の書式が適用されて、図3のようになるという訳です。

優先順位の変更

次に、ルール1の方が優先順位が高くなるように、ルール1とルール2の優先順位を入れ替えてみましょう。

A1からJ10の範囲を選択した状態で、条件付き書式から「ルールの管理」をクリックします。

図4:ルールの管理

「条件付き書式ルールの管理」という画面が出てきます。(図5)

図5:条件付き書式のルールの管理

書式ルールの表示という欄で「現在の選択範囲」または「このワークシート」を選ぶことができます。

図5の緑枠部分を見てみると、ルール(表示順で適用)という列があると思います。ここで、ルールの優先順位を設定できます。図5の場合、ルール1である「上位10位」が優先順位が低く、ルール2である「セルの値 > 80」が優先順位が高いということになります。

ここで、ルール2である「セルの値 > 80」を選択した状態で、図5の赤枠部分のボタンをクリックします。

図6のように選択したルール2である「セルの値 > 80」が下に行きました。この状態で「OK」をクリックします。

図6

すると、図7のようになると思います。ルール2である「セルの値 > 80」より、ルール1である「上位10人」が優先順位が高く設定されているため、図7のようになりました。

図7:テストの点数の一覧(ルール1>ルール2)

このように条件付き書式には、優先順位あることが確認いただけたと思います。

まとめ

条件付き書式の優先順位は、新しくルールを設定した方が高くなります。

ルールを適用した後で優先順位を変更したい場合は、「ルールの管理」で変更することができます。

条件付き書式ルールの管理では、図8のように、上にあるルールの優先順位が高く、下にあるルールの優先順位が低くなります。

図8:条件付き書式ルールの管理

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