【Excel】条件によって処理を変える(IF関数)

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今回は、Excel初心者の方に知っておいて欲しい、条件によって処理を変えるIF関数という関数について説明します。

なお、「関数がいまいち良くわからないよ」という方は、あらかじめ下の記事を読んでいただくことをお勧めします。

はじめに

IF関数のことを説明する前に、「命題」、「真と偽」、「論理式」という内容を知っていただきたいので簡単に説明させていただきます。

命題

客観的に正しいか正しくないかを判断できる文章のことを命題と呼びます。

命題110は5よりも大きい正しい
命題25は10よりも小さい正しくない
表1:命題の例
tayuyu
tayuyu

例えば、「猫はかわいい」というのは、人によって違う(客観的に正しいか正しくない判断できない)ので、命題ではありません。(ただし、分野によっては命題として取り扱う場合があります。)

真と偽

命題の「正しい」・「正しくない」を次のように表現することがあります。

正しいTRUE1
正しくないFALSE0
表2:真と偽の表現

論理式

真(TURE)または偽(FALSE)に評価できる式を論理式と呼びます。例えば、表3のように2つの要素を関係演算子で表した式も真(TURE)または偽(FALSE)として評価できるので論理式になります。なお、関係演算子とは、表3の「>」、「>=」などのことです。

意味
A>BAはBより大きい
A>=BAはB以上
A<BAはBより小さい(未満)
A<=BAはB以下
A=BAはBと等しい
A<>BAとBは等しくない
表3:論理式と関係演算子

例えば、A=10、B=5とします。論理式「A>B」は、「10>5」となり、正しいです。このとき、「論理式「A>B」は真(TRUE)」となります。

同じく、A=10、B=5とします。論理式「A<B」は、「10<5」となり、正しくないです。このとき、「論理式「A<B」は偽(FALSE)」となります。

tayuyu
tayuyu

前置きが長くなってしまいましたが、以下からIF関数の説明です。

IF関数

IF関数は、論理式が真の場合と偽の場合で、処理を分けることができる関数です。

IF関数の書式

IF(論理式, 真の場合, [偽の場合])

論理式必須論理式を指定します。
真の場合必須論理式が真の場合の式を記載します。
偽の場合省略可能論理式が偽の場合の式を記載します。
表4:IF関数の引数

IF関数の使用例

「テストの点数が60点以上」を満たした場合に「合格」、「テストの点数が60点以上」を満たさなかった場合に「不合格」と表示をしたいとします。今回は例として、表5のように入力されているとします。

ABC
1名前点数判定
2大谷90
表5:IF関数の使用例
図1:イメージ

IF関数を使って、B2セルの点数に応じて、C2セルの判定(表5)に「合格」または「不合格」を表示させる場合、次のような数式になります。

IF(B2>=60,”合格”,”不合格”)

IF関数の書式を思い出してみましょう。

IF(論理式, 真の場合, [偽の場合])

今回は、「テストの点数が60点以上」という条件のため、引数の論理式には、テストの点数が入力されているB2セルと60を使用して、「B2>=60」と入力します。

次に、「テストの点数が60点以上」の場合に「合格」と表示するので、引数の真の場合には、「“合格”」と入力します。「テストの点数が60点以上」でない場合に「不合格」と表示するので、引数の偽の場合には、「“不合格”」と入力します。

文字列を表示させたいときは”(ダブルクォーテーション)で文字を囲む必要があります。数値のみの場合は不要です。

IF関数の動作の確認です。B2には90という数値が入力されています。論理式「B2>=60」すなわち「90>=60」は真となるため、引数の真の場合に記載されている内容である「合格」が表示されます。もちろん、B2セルの内容を60より小さい値にすれば、C2セルは「不合格」と表示されます。

tayuyu
tayuyu

B2セルの値を60より小さい値にして試してみよう。

おわりに

今回は、IF関数というExcelにおいて、重要な関数をご紹介しました。今回は、「テストの点数が60点以上」という条件でしたが、「国語と算数の点数が60点以上」のように複数の条件がある場合のIF関数の使い方もご紹介していますので、よろしければご覧ください。(近日公開予定)

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