【Excel】目的の倍数に丸める関数(MROUND関数、CEILING関数、FLOOR関数)

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今回は、数値を目的の倍数に丸める関数である、MROUND関数、CEILING関数、FLOOR関数についてです。

MROUND関数

MROUND関数は、数値を目的の倍数に最も近い値に丸める関数です。

tayuyu
tayuyu

言葉では分かりにくいので、例を見てみよう。

MROUND関数の書式

MROUND(数値, 倍数)

数値必須元となる数値を指定します。
倍数必須近づけたい倍数を指定します。
表1:MROUND関数の引数
  • 引数「数値」と「倍数」は、同符号になる必要があります。
  • 引数「倍数」が10や0.1などの10のn乗の値で、引数「数値」が中間値の場合、丸めの方向が数値によって異なるため、注意しましょう。

MROUND関数の使用例

例1

下記の数式は、3の倍数で最も近い値である「99」を返します。

=MROUND(100,3)

図1:MROUND関数(例1)

例2

下記の数式は、-3の倍数で最も近い値である「-99」を返します。

=MROUND(-100,-3)

CEILING関数

CEILING関数は、数値を目的の倍数に切り上げる関数です。

CEILING関数の書式

CEILING(数値, 基準値)

数値必須元となる数値を指定します。
基準値必須基準となる倍数を指定します。
表2:CEILING関数の引数
  • 引数「数値」が正の場合で、引数「基準値」が正の場合は、無限大に近くなるように切り上げます。(無限大への丸め)
  • 引数「数値」が負の場合で、引数「基準値」が正の場合は、0に近くなるように切り上げます。(0への丸め)
  • 引数「数値」が負の場合で、引数「基準値」が負の場合は、負の無限大に近くなるように切り上げます。(負の無限大への丸め)

CEILING関数の使用例

例1

下記の数式は、100を3の倍数である「102」に切り上げ(無限大への丸め)ます。

=CEILING(100,3)

図2:CEILING関数(例1)

例2

下記の数式は、-100を3の倍数である「-99」に切り上げ(0への丸め)ます。

=CEILING(-100,3)

例3

下記の数式は、-100を-3の倍数である「-102」に切り上げ(負の無限大への丸め)ます。

=CEILING(-100,-3)

FLOOR関数

FLOOR関数は、数値を目的の倍数に切り捨てる関数です。

FLOOR関数の書式

FLOOR(数値, 基準値)

数値必須元となる数値を指定します。
基準値必須基準となる倍数を指定します。
表3:FLOOR関数の引数
  • 引数「数値」が正の場合で、引数「基準値」が正の場合は、0に近くなるように切り捨てます。(0への丸め)
  • 引数「数値」が負の場合で、引数「基準値」が正の場合は、負の無限大に近くなるように切り捨て(負の無限大への丸め)
  • 引数「数値」が負の場合で、引数「基準値」が負の場合は、0に近くなるように切り捨てます。(0への丸め)

FLOOR関数の使用例

例1

下記の数式は、100を3の倍数である「102」に切り捨て(0への丸め)ます。

=FLOOR(100,3)

図3:FLOOR関数(例1)

例2

下記の数式は、-100を3の倍数である「-102」に切り捨て(負の無限大への丸め)ます。

=FLOOR(-100,3)

例3

下記の数式は、-100を-3の倍数である「-99」に切り捨て(0への丸め)ます。

=FLOOR(-100,-3)

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