今回は、キレイキレイの自動ハンドディスペンサー(オートディスペンサー)を購入したので、レビューしたいと思います。以前、薬用せっけんミューズの自動ハンドディスペンサー(ノータッチ泡ハンドソープ)も購入しているので、比較しながら書いていきたいと思います。
薬用せっけんミューズの自動ハンドディスペンサー(ノータッチ泡ハンドソープ)の記事はこちら。
商品について
今回、購入した商品は、ライオン株式会社が販売するキレイキレイの自動ハンドディスペンサー(オートディスペンサー)です。

仕様
タンク容量 | 220ml |
サイズ | 幅70mm 奥行127mm 高さ170mm |
重量 | 282g(※薬液、電池含まず) |
材質 | 本体:PP(ポリプロピレン) 内部タンク:PE(ポリエチレン) タンクフタ:PP(ポリプロピレン) |
電源 | 単3形アルカリ乾電池3本 |
防水仕様 | IPX4(防沫形) |
使用可能温度範囲 | 10~40℃ |
特徴
製品の内容を確認すると、以下のような特徴が挙げられています。
- 自動で泡が出てくるので、衛生的に手洗いができる
- 高感度センサーとスピード排出機構でサッと泡が出てくる
- きめ細やかなたっぷりな泡
- 詰め替え用は、ボトル式泡ハンドソープと同じ
- コンパクトで場所を取らない
電池は、アルカリ乾電池の単3形が3本必要です。製品本体と一緒にアルカリ乾電池が3本、せっけん200mlが付属しています。
レビュー
薬用せっけんミューズのノータッチ泡ハンドソープを購入して使用していましたが、キレイキレイのオートディスペンサーも使ってみたくなってしまったので購入しました。
以下では、キレイキレイと薬用せっけんミューズを比較しながらレビューしていきたいと思います。(※薬用せっけんミューズのレビューは、以前にしているので、以下、基本的にはキレイキレイオートディスペンサーを中心に書いていきます。)
私は、キレイキレイのオートディスペンサー、薬用せっけんミューズのノータッチ泡ハンドソープのどちらもAmazonで購入しました。Amazonなので価格は変動しますが、通常時であれば、キレイキレイのオートディスペンサーは2,700円前後、薬用せっけんミューズのノータッチ泡ハンドソープは1,500円前後くらいで購入できそうです。本体自体は薬用せっけんミューズの方が安いです。


良かった点
詰め替え用せっけんはポンプ式の泡ハンドソープと同じ
キレイキレイのオートディスペンサーの詰め替え用せっけんは、ポンプ式の泡ハンドソープと同じものが使えて便利です。薬用せっけんミューズの方は、自動ハンドディスペンサー専用の詰め替え用を購入する必要があります。詰め替え用のコストパフォーマンスについては、後半で比較していきたいと思います。
便利で衛生的
薬用せっけんミューズのノータッチ泡ハンドソープを使用していたのでわかっていたことですが、自動で泡が出てくることは思ったよりも便利です。もちろん、触れる部分がないため衛生的です。

これは私だけかもしれませんが、ほんのちょっとだけ手を洗うのが楽しくなりました。
泡の質感
泡の質感は、キレイキレイの方がきめ細かくふわふわとした感じです。泡の伸びが良く、洗い心地は、キレイキレイの方が上に感じました。一方、ミューズのノータッチ泡ハンドソープの泡は、キレイキレイの泡ハンドソープに比べると少しだけ泡が細かくないように感じました。個人の感覚ですが、キレイキレイはしっとりタイプ、薬用せっけんミューズはさっぱりタイプという感じです。
洗面台の台がベタベタにならない
このオートディスペンサーは、洗面台で使用しているのですが、以前使っていたポンプ式のものに比べて、洗面台の台が水でベタベタになりにくいです。どういうことかというと、ポンプ式せっけんの手を洗う手順は、水を出す、手を濡らす、ポンプを押して泡を出すという流れになると思います。このポンプを押して泡を出すときに、手が水で濡れているため、手から水が垂れて、ポンプ周りが水で濡れてしまします。一方、ノータッチ泡ハンドソープは濡れた手を洗面台の台の上に持っていくことはないため、洗面台の台が水でベタベタになりません。

良くなかった点
センサーの感度について
手をかざしたときのセンサーの感度が少し気になりました。ただし、感度が悪すぎて使えないとかではないです。価格相応の感度かなと思います。センサーの感度が良すぎて、意図せずせっけんの泡が出てきてしまうのも困りものなので、難しいところです。ちなみに、薬用せっけんミューズの方も同じような感じです。
キレイキレイの方は、慣れてこれば、センサーにかざしている時間によって、泡の出る量を一応調節できます。
電源ON時のライトの点滅
キレイキレイのオートディスペンサーは、電源をONにしていると、ライトが青色に点滅します。電源が付いていることがわかるのは良いですが、夜間で部屋の電気を消しているときに、ライトの点滅が少し気になります。
せっけんの出るときの音が大きい
キレイキレイのオートディスペンサーの方が薬用せっけんミューズのノータッチ泡ハンドソープよりせっけんの出るときの音が少し大きいかなと思いました。私は、気にならない程度の音の大きさに感じましたが、小さい赤ちゃんがいる家はせっけんの出る音で赤ちゃんが起きてしまうかもしれません。

泡の出るときの聞こえ方ですが、私にはキレイキレイは「ブ~~」、薬用せっけんミューズは「ウィーン」という感じに聞こえます。
詰め替え用せっけんのコストパフォーマンスについて
キレイキレイと薬用せっけんミューズの詰め替え用せっけんのコストパフォーマンスについて比較していきます。
キレイキレイは、800mlの詰め替え用で1個500円、薬用せっけんミューズは、250mlの詰め替え用で1個550円として計算します。金額は、Amazonでの販売価格を参考に決めさせていただきました。この時点でキレイキレイの方がコストパフォーマンスが高いことがわかりますが、もう少し細かく見ていきます。
1回あたりのせっけん使用量は、キレイキレイが1.4mlで、薬用せっけんミューズが1.0mlです。これらから、使用可能回数はキレイキレイが約571回、薬用せっけんミューズが約250回となり、1回あたりの金額はキレイキレイが約0.9円、薬用せっけんミューズが約2.2円となりました。
詰め替え用金額 | 詰め替え用容量 | 1回あたり使用量 | 使用可能回数 | 1回あたりの金額 | |
キレイキレイ | 500円 | 800ml | 1.4ml | 約571回 | 約0.9円 |
薬用せっけんミューズ | 550円 | 250ml | 1.0ml | 約250回 | 約2.2円 |
まとめ
最後に、キレイキレイのオートディスペンサーと薬用せっけんミューズのノータッチ泡ハンドソープを比較表です。個人的には、泡の好み、詰め替え用せっけんのコストパフォーマンスという点で、キレイキレイ押しです。コストパフォーマンスが気にならない方は、メーカーのイメージやせっけんの泡の好みで選べば良いかなと思います。
キレイキレイ | 薬用せっけんミューズ | |
本体価格 | 2,700円前後 | 1,500円前後 |
詰め替え用せっけんのコストパフォーマンス | 1回あたり約0.9円 | 1回あたり約2.2円 |
泡(※個人の感覚です) | しっとり | さっぱり |
センサー感度(※個人の感覚です) | △ | △ |
泡の出るときの音(※個人の感覚です) | △(大きい) | 〇(少しおおきい) |
使用乾電池 | アルカリ乾電池単3形3本 | アルカリ乾電池単3形2本 |
- キレイキレイ オートディスペンサー
- 薬用せっけんミューズ ノータッチ泡ハンドソープ
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